TEL
MENU

矯正治療の必要性

私たちの身体は、脳からの指令を常に脊髄神経を通して各部の組織に伝達する“遠心性のインパルス”と、外部から身体に受けた情報や体内の異常な情報を脊髄神経を通して脳に伝える“求心性のインパルス”により、体内環境を一定に保つための情報交換を瞬時に行い、正常な機能を維持するシステムを備えています。
その伝達経路である脊髄神経の通り道が、頭蓋骨から下に伸びるように連なる脊柱です。
この脊柱の一つひとつの椎骨にズレが生じると、神経の通り道に圧迫、妨害が起こり、脳から発信される身体各部への指令“遠心性のインパルス”と各組織から脳へ戻される情報“求心性のインパルス”の伝達に影響を及ぼします。

脳から伸びた脊髄神経は脊柱の中を通り、“末梢神経”と“自律神経”に分かれて身体の隅々まで張り巡らされています。“筋肉や関節を動かすための末梢神経”と“内臓や体液・ホルモンの分泌を自律的に動かし調整している自律神経”に分かれ、脳から発生するエネルギーをその神経のネットワークを通じて抹消へ伝え、生命を維持しています。 しかし、この中枢神経が通っている脊柱にズレが生じることがよくあります。 外傷から生じるズレや、身体の動きのクセ(体癖)から起こるものなど様々な原因で脊柱や各関節などにストレスが加わり、その代償作用で身体のバランスを保つために頭蓋及び脊柱に複数のズレが発生します。 現代のストレス社会の中で、このような頭蓋・脊柱にズレを起こした状態のまま、常に身体の何処かに違和感や不調を抱えながら、日常を送っている方は多いのではないでしょうか!? 頭蓋・脊柱のズレから起こる神経の伝達障害を受けた身体は、本来の機能を十分果たすことができず、体内で様々な不調和が発生してきます。やがてそれが原因となり違和感やケガ・病気を引き起こすことにもなってしまうのです。

“身体の構造(解剖)”に異常が起こると、“体内の機能(生理)”に必ず異常が起きます。 身体の機能異常を治すためには、身体の構造異常を治すことで体内の修復がなされます。 地球上に存在している生き物は、全てに上記の法則が働き、その法則に基づき私たちは生命を維持しています。

脊柱内にある脊髄神経は脳と身体の全ての細胞・組織を繋ぐ重要な接点です。
この脊髄神経を保護するように連なる脊柱の中で、特に上部頚椎(1番・2番)のズレによる、脳からの伝達妨害の重要性に着目して上部頸椎の矯正を行うカイロプラクティックを確立した、B.Jパーマー博士は40年にも及ぶ臨床と研究を重ね、その哲学と理論・テクニックを体系化し、現在もアメリカを中心に世界各国で高く評価され受け継がれています。
ちなみにB.Jパーマー博士はカイロプラクティックを発見したD.Dパーマーの息子でカイロプラクティックをより発展させ、世界に広めた人物です。
更に伝統のあるオステオパシー医学(創始者 A・Tスティル博士・医師)でもこのような脊柱のズレが身体全体に及ぼす影響を臨床・研究の中で重要視し強調しています。このように、神経の伝達妨害を身体全体の不調原因として捉え、この妨害の発生部位を姿勢分析・触診・アームテスト・Oリングテストなどを用いて検査を行い評価・特定します。
伝達妨害が認められた場合、アジャストメント(矯正・調整)を行い、その妨害を取り除くことで身体内部の回復力が高まり、再び調和しはじめます。

私たちの身体には自らを治そうとする力が備わっています。
この力を一般的には“自然治癒力”と呼んでいます。
この自ら治そうとする力は、生命誕生の瞬間から死の瞬間まで全ての人の体内で平等に働いています。
そしてこの力は、人間の脳から脊髄を通り全身にはりめぐらされた神経のネットワークを通して、キズを塞いだり、細胞・組織から構成される身体の諸器官を正常に働かせるための維持・管理を行っています。

何らかの原因で脊柱を構成する椎骨にズレが生じ、その関節がロック(動きを失う)されてしまった場合、脳からの自然治癒力を発揮するためのメッセージ(神経伝達)が妨害を受けます。
身体は妨害を受けた分だけ本来の機能を十分に果たす事ができなくなります。
言い換えれば、歪みが強ければ体内の機能の低下は著しいものとなり、体内バランスの不調和から病気やケガをしやすい体質リスクが高まります。

セレン整骨院では、可動性を失っている身体の各パーツやジョイントしている関節を矯正・調整することにより、身体の構造と機能の異常が自らの体内で自然に修復・改善され、本来の健康な体に戻っていくこと(自然治癒力の向上)が重要であると考えています。
矯正前後に行う、アームテスト・Oリングテスト(神経反射筋力検査)や関節・筋肉の可動性の検査は、矯正部位を特定して正確に評価を行うと同時に、皆さんに歪みの度合いを認識していただくことで、“構造にアンバランスが生じると機能にどのように影響するか!?”を知っていただく機会となりますので必ず行っています。
歪みのある状態が改善されると、身体の各部の可動性・筋力はすぐに回復することを感じていただけます。
そして、この反応は運動器だけではなく、体内で自然治癒力を発揮する上で重要な自律神経の伝達妨害も同時に改善されるため、正常な生理機能を促し、体内臓器の活性化につながる事も知っていただきたいと思います。

もう少し脊柱の構造を詳しく説明すると、人の頭部は、約5~8㎏(スイカ1個分)の重さがあります。
首の最上部の第一頚椎が受け皿となり絶妙なバランスで頭部を支えています。
頭部と首の接点はわずか1~2cm程の面の窪み(下図参照赤丸部分)しかなく、この下にある第2頚椎を軸として頭部を左右回旋、側屈、そして屈曲、伸展させています。

この重要な上部頚椎のズレに気付かず日常生活を送っていると、頭部が身体の中心から離れて傾きはじめ、それにともない頭部(脳)の平行を保つ感覚器が働いて、脊髄を通じて背骨を支える筋・筋膜、その他の組織に指令を出し、頭部を水平に保つために上部頚椎のズレの代償として頚椎から下の背骨を含む骨格全体に歪みを生じさせます。
つまり、この脊柱の配列の乱れにより、首、鎖骨、肩甲骨、肋骨、背中、腰、股関節や膝、足首などへの慢性的な歪みが負担となり、関節の変形や椎間板障害、身体各部の痛みや痺れ、内臓疾患などの症状へと発展していきます。
脊柱の中を通っている自律神経は脳と各内臓器を繋いでいますので、脊柱にズレが生じると自律神経にも妨害が起き、各臓器への機能に影響を及ぼすことにもなるのです。

このような歪みにより、体全体の重心線と足圧分布も乱れてきますので、姿勢の崩れが重心移動や加重分布の乱れを誘発し、靴の片減りなども表れてきます。
更にはこの上部頚椎のズレにより、血管を動かす延髄の血管運動中枢が正常に機能しなくなります。
延髄は脳幹の一部で頚椎3番まで垂れているため、上部の頚椎にズレが生じると脳幹の機能に悪影響を及ぼすことは解剖学的構造から考えても明らかです。
そして、脳からの自然治癒を促すメッセージである神経伝達(求心性・遠心性のインパルス)がその出入口の上部頚椎や下部の脊椎で妨害されると、脊柱の周辺の血行も悪くなり体幹中心部の体温も低下します。
結果として、基礎代謝も低下傾向となり、全身の免疫力は下がってしまいます。

セレン整骨院では首の骨の可動性・頭部と首をつなぐ筋、筋膜の緊張・鎖骨と第一肋骨・胸椎・肋骨・腰椎・骨盤・股関節・下肢長差の状態を触診・検査(モーション&スタテックパルペーション・Oリング・アームテスト・全身の姿勢分析など)を行い全身を評価し、ズレの方向やロックを起こし可動を失っている椎骨・関節を探します。脊柱以外の体幹部と四肢の移行部の歪みや可動性も、脊柱の動きに関連しますので確認します。

これらの検査・評価の結果、脊柱のズレによる神経伝達の妨害が認められた場合は、アジャストメント(矯正)を行います。

では、神経の伝達妨害が取りのぞかれると即座に不調から解放されるのでしょうか!?
比較的、神経の反射や関節可動域の回復はすぐに自覚していただけます。次に筋・筋膜の緩みを体感していただけますが、全てが一瞬で改善されるとは言いきれません。もちろん、中にはアジャストメント(矯正)後、即座に辛い症状から解放される方も多くいらっしゃいますが、人の体は一人ひとり違います。
睡眠が足りている、足りていない。運動をしている、していない。薬を長期に渡って服用している。
いろんな治療を受けている。人生観や価値観など、さまざまな影響で私達の身体の内部環境は違います。
ですから、治り方も人それぞれ、その時のご自身のコンディションに左右されるため個人差があります。

脳からの神経伝達が改善されると、必ず体のどこからか改善が見られるようになりますが、治療を受けた方が体にとってマイナスとなる事を続けていると、治そうとする治癒力を自ら半減させてしまい悩ましい結果になります。
脊柱、骨盤を中心とした全身の骨格のアライメント(上下前後左右のバランス)を矯正・調整した後は、どこからどのように、いつまでによくなりたいと考えるのではなく、睡眠不足、運動不足などに気をつけて日常生活の中で身体にとって負担をかけるような事を減らしていくと、体内の修復作用が高まり、改善がみられるようになってきます。

脳は常に身体の情報をキャッチして内部環境を整え、異常な信号が脳に伝えられた時は、その部位を調整しながら治そうとします。自然の法則の下、どこからどのように治すかは脳が判断し実行します。
自然治癒力は皆さんが訴える症状のみをよくするためだけに働くのではなく、常に全身のバランスを脳が判断し修復していきますので、むしろどこからよくなるかをお待ち下さい。

右に示した図は、脳から脊髄、更に自律神経に変わり内臓や諸器官に伸びて、それらを支配している神経の配線図です。
この図からもわかるように、脊柱にズレが生じて歪みが発生すると、脊柱から出ている自律神経に影響が及び、その先に繋がれている各臓器の機能が低下します。
これは、脳から発生し自律神経を介して各臓器に伝えられるエネルギーレベルの低下により起こる臓器障害の結果です。
当然、内臓機能の低下から病気を誘発する確率も高くなります。
内臓が単体で悪くなるというよりも、脊柱のズレが自律神経の伝達障害、やがては体液の循環障害、ホルモンバランスなどにも異常をきたし、結果的に臓器の不調や痛み、病気が発生し症状を自覚することになります。
但し、強力なウイルスや細菌感染、または毒物で誘発された症状はこの限りではありませんが、このように外部から受けた要因であっても、脊柱のズレを矯正して身体内部の抵抗力、免疫力を高めておくことは非常に意味があり、重要な要素であることは言うまでもありません。
以上の点から脊柱は脊髄の神経を覆う重要な骨組みです。

この中でも、当院で特に重要視しているのは上部頚椎であることは前文で触れましたが、更に人体における重要なポイント、首の弱点を以下で説明します。

頭部の重さの問題(重力)

頭部の重さは約5~8kg。それを支える土台が上部頚椎です。頚椎の前弯カーブは平均42.6度の傾斜角度があり、赤ちゃんも首が座ることで初めて骨盤が安定し座れるようになります。先に骨盤が安定し首が座ることはありません。このことからも、頭部を支える頚椎の安定は、体全体のバランスを決める上で非常に重要な関節であることがわかります。
パソコン使用時、車の運転、読書、編み物など、頭部を前方へ傾けた継続的な姿勢や合わない枕、身体の使い方のクセ(体癖)なども、上部頚椎へ負担をかけ微妙なズレを引き起こします。
その結果として緊張性頭痛、肩こり、腰痛、その他の不定愁訴など、様々な症状が表れます。
これらの症状は、頸椎のズレ(構造体の異常)がありますので、薬や注射、点滴などの薬物で先に痛みを抑えても、そのズレが生じた脊柱を元に戻すことはできません。その為、薬で痛みが消失しても改善は愚か、根本的に治癒したことにはならないのです。

筋・筋膜の問題(トルク・捻じれ)

左の図で分かるように首の骨である頚椎の一つひとつに斜角筋や椎前筋などのインナーマッスル(深層筋)が付着しています。
この頭部と体幹部を動かすインナーマッスルが、頚椎が歪むことで、頭蓋骨や体幹部の肋骨の位置までも変えてしまい、頭を支える筋・筋膜の二等辺三角形が崩れます。
その影響から中層筋・浅層筋にも歪みが発生し、首全体のバランスが崩れ、結果的に肩こりや首の痛みなどが発生します。
このような状態のまま、頚椎のズレを矯正せずに筋・筋膜にマッサージをしても一向に改善しないことが理解できると思います。

頚椎を通過する動脈の問題(血流)

右の図は頚椎の両サイドの骨の中に椎骨動脈(赤丸内)が走行していることを示したものです。
心臓から連なる大動脈から鎖骨下動脈、更に分岐して椎骨動脈が頚椎横突起の左右を貫き、頭蓋骨の中に達して脳底を潤しています。
頚椎に歪みが発生すると、この左右の椎骨動脈にもストレスが加わり、脳へ供給される血液量に影響を及ぼします。
そのため脳内の酸欠や脳圧の変化により薬を服用しても改善しない頭痛や目まい、貧血など、頚椎のズレから誘発される症状は多く、放置することはリスクとなります。

体内の全体組織の捻じれの問題(ここでは首のトルク)

 

左の図は頚部をスライスした横断面です。
赤・青・緑・オレンジ・他に白い線で各組織を覆う筋膜・血管外膜・骨膜・髄膜・食道や気道外膜・甲状腺やその外膜が確認できます。
                      
首の骨である頚椎(中央やや下のプロペラ状)が右や左に回旋して歪んでしまう(ロックする)と、このように左右対称に配置されている頚部内の組織に歪みが生じ、体液の循環障害や生理機能に異常な反応が起こる原因となります

★ 脳幹の一部である延髄の位置の問題(延髄の一部が上部頚椎内に存在)

上部頚椎の領域には生命維持の中枢である延髄があり、全身の機能(血管の運動、心臓、消化器、呼吸、ホルモンの調整などを行う自律神経系の中枢がある)に関わっています。つまり上部頚椎のズレが血液循環不全、冷え症、高血圧、貧血、呼吸器疾患、その他、自律神経系の機能全般に影響を与えます。
延髄は頚椎3番まで下方に垂れて伸びてきていますので、上部頚椎のズレは上記で示した延髄の機能に強く影響を及ぼします。
そして、脳と脊髄はそれを守るようにクモ膜・軟膜・硬膜・髄膜という重要な膜で覆われています。
更にその中を脳脊髄液という体液が呼吸や脈とは違うリズムで循環し生命を維持しています。
この脳脊髄液の循環サイクルをご存じの方は少ないと思いますが、非常に重要で椎骨の歪みから影響を受けやすいことが解っています。正確には“後頭骨と骨盤の中央に位置する仙骨の相互のリズム“により循環していると考えられています。この後頭骨の底部と頚椎一番が関節(環椎後頭関節)を形成していますので、その構造からも上部頚椎は非常に重要な治療ポイントとなるわけです。

頚椎以下の背骨の歪みは上部頚椎のズレの代償作用であることが多く、上部頚椎以外の歪みは頭部を安定させるために身体が本能的に取る補正作用として捉えますので、まずは頚椎を中心に評価・矯正を行い、全体のバランスを診ながら頚椎以下の脊柱や骨盤、各関節の歪みを矯正していくことが理想です。
その他、噛み合わせ、めまい、耳鳴り、生理痛や婦人科系疾患、頭痛、慢性的な疲労など様々な症状に頚椎のロックが関与しています。このロックがリリースされないままですと、身体の各組織の緊張やこわばりがとれず、それらの症状の改善も見込めなくなります。
“身体のフレームである関節の位置異常から起こる歪み”は、体内の不調・異常・病気・ケガを誘発する!?などとは一般的に考えられないかもしれません。

例えば、機械を平らでない所に置いて動かしていると、その歪みから歯車やモーターにブレが生じます。やがて機械全体に及んだブレの負担がその構造物を壊してしまう結果となります。
   
人の身体もこのような歪みに気付かず動かしている事で、上記の機械のようになっていきます。

アメリカのオステオパシー医学やカイロプラクティックの医師の世界では、薬に頼り機能を先に変えようとする行為が、人間の身体にとってどれほど強引で副作用をもたらすか!?非常に不自然で残念な行為であると強調しています。

“身体の構造を矯正・調整することで、自らの体内で機能の異常を補正し治していける”という基本的な法則を、皆さんに知っていただきたいと思います。身体のフレームである骨格やそれに伴う各組織(構造)の異常が体内の生理作用(機能)の異常を誘発し、その結果として身体各部に様々な症状を引きおこします。
大切なことは、治療法より先に「どのような考えの基、身体を治していくか」が重要です。
但し、完全に薬を否定するものではなく、やむなく飲まざる負えない状況もありますので誤解なさらないで下さい。
当院では上記のような治療理念の基、皆さんと共にその辛い症状に向き合ってまいります。
来院された方々が、少しでも身体の不調が改善され、それが永続的な健康につながり、「セレン整骨院に通院していてよかった」と思っていただけるよう、チームセレンでは常に考え行動していくことで地域社会に貢献してまいります。
そして、この街で存在感のある身近な治療院としてどこの施設もマネできない、当院独自の質の高い治療を提供してまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

当院へのアクセス情報

セレン整骨院

所在地〒221-0065 神奈川県横浜市神奈川区白楽100-5 白楽コミュニティプラザビル 1階
電話番号045-435-1076
休診日日曜・祝日
予約※午前、午後の各終了時間の30分前迄の予約となります。
駐車場なし(近隣にコインパーキングあり)
院長吉江 政博


フェイスブックを始めましたので『いいね』お願い致します。